インタビュー

Interview

キッチンをそのまま外へ持ち出すイメージです。

「キャンプはもちろん、登山やカヤック、サイクリングの旅で料理をすることが多いのですが、食料や調味料をアウトドアへ気軽に持っていける容器で、コレっていうのは意外とこれまでなかったんです。ゴースタックと出会ってから格段に食料や調味料を携行しやすくなりましたね。液体からゼリー、パウダー、固形物までなんでも携帯できるほど密封性が高く、バックパックの中へ強く押し込んでも中身が漏れる心配がありません。でもって、そこそこ軽くて、かさばらない。

 容器のサイズは4種類(40cc、60cc、100cc、150cc)あるので、必要なモノを、必要な量だけ持っていけます。たとえば、醤油とかオリーブオイル、ごま油などは出発前夜に家の大瓶から必要な分だけ入れ替えてパッキングしたりと。

 複数の容器を連結して細長くしたり、ひとつひとつバラすことができるのもゴースタックのいいところです。バックパックやカヤックへパッキングがしやすいんですよ。たとえば、カヤックに荷物を積むときは、船先と船尾から荷を詰めていくのですが、ゴースタックなら長くして隙間へ突っ込めます。バックパックに入れるときは、バラして縦に入れても横に入れてもいい。空いたスペースを有効に使えて、スマートに持ち運べます。上部にハンドルをつけておけば、スムーズに押し込んだり、引き抜いたりできますし。

 カラフルなカラー展開もなにかと便利なんですよ。白は砂糖、塩。黒はゴマや山椒など和の調味料。赤はホット系のスパイス。というふうに色で中身を分けてしまえば、ひと目で欲しいものを手にとって、調理がはかどります。

 容器の素材には、哺乳瓶などに使われるコポリエステルを採用して食品安全面にも配慮している点もいいですね。お客さんへ料理を提供するシーンが多いアウトドア料理人としては、非常にうれしいポイントです。かつ耐熱性、耐久性が備わっているから多少荒く扱ってもタフだから問題なし。また、スパイスなどを入れても色移りしにくい特徴があるようです。

 アウトドアの旅だけでなく、普段の休日でも重宝していますよ。挽いたコーヒーの粉と砂糖、牛乳、茶菓子をゴースタックに入れてふらっと近くの海岸へお茶をしにいったりと。まさに店のキッチンを屋外へ持ち出しているようなイメージですね。

 アウトドアだけに固執せずに、キッチンに常備する調味料や嗜好品入れの容器として使ってもお洒落ですよね。家庭でも使いやすミニコンテナです。

 万能容器であるゴースタックに注文があるとするなら、もっと大きい容量のモデルを作って欲しいです。パッキング時に折れやすいパスタやうどんを入れたりできる長細いモデルや切り餅などを入れられる径が大きいモデルなど。食文化が豊かな日本から、ぜひゴースタックに提案して日本企画モデルを作っていただきたいですね! 」

固形燃料で湯を沸かし、コーヒーブレイク。
お店や自宅のキッチンでも馴染むモノクロカラー

小雀陣二(こすずめ・じゅんじ)

アウトドア雑誌などで引っ張りだこのアウトドア料理人。商品企画開発やアウトドアツアーなどを主催するアウトドアコーディネイターとしての顔も。
近著に『おかわり!山グルメ』(エイ出版社)。
神奈川県三崎町で飲食店『雀家 suzumeya』を営む。

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