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ウィンドバーナーパーソナルストーブシステム

¥31,900 (税込)

いままでにない画期的なパーソナルストーブシステムです。最大の特徴は、100%一次空気を使用して燃焼するラジエントバーナー機構を採用していること。専用ポットの下部がバーナーを覆い、完全に閉じられた空間で燃焼するため、バーナーが生み出す熱をロスなくポットに伝えます。実質的に風の影響を受けず、また、ポットの底には効率良く熱を受けるヒートエクスチェンジャーを備えているため、驚くほど早くお湯を沸かすことができます。さらに、バーナーヘッドにはプレッシャーレギュレーターを搭載しているため、外の環境に関わらず、一貫したパフォーマンスが得られます。ひとり、または二人の旅人がシンプルなキャンプをする際のニーズを満たすストーブシステム。1L の容量をもつ専用のポットに、バーナーヘッドとキャニスタースタンド、ガスカートリッジ(110)をまとめて収納できるオールインワンストーブシステムです。ガスカートリッジは別売り。

スペック
サイズ 11.5x10.7x18.1cm
総重量 465g(ガスカートリッジを除く)
付属品 本体、1.0 L のハードアナダイズド加工された鍋(断熱グリップ付き)、ボウル、蓋、パックタオル、キャニスタースタンド
生産国 USA
その他
使用可能燃料 イソプロ
燃焼時間 95分(イソプロ227)
熱量 1765kcal/h
沸騰時間 2分30秒(500ml)

動画

商品コード: 36219

TREKKING × WindBurner Personal Stove System

MSRのウィンドバーナーパーソナルストーブシステムは、屋外用としては初めての燃焼システムを採用しています。風の影響をほとんど受けず、長期の旅で威力を発揮します。


強風下でも安定して湯沸かしできるため、食事等の準備にかかる時間も正確に読める。迅速に行動したい朝夕の時短にも役に立つ。

風に負けないストーブはエキスパートだけのものじゃない

 橋本貴興さん、令子さんご夫妻とともに新潟県の火打山に登りました。橋本さんはプロスケーターにしてプロスノーボーダー。出身地の大阪府と現在の住まいである長野県を拠点に、夏はスケートボード、冬はスノーボードを抱えて全国を飛び回っています。

 豪雪地帯にある火打山はバックカントリースキー/スノーボードの名山で、スノーボーダーの橋本さんが自分の庭のようによく知る山。新潟県と長野県にまたがる妙高戸隠連山国立公園にあり、おとなりの妙高山と並ぶ日本百名山です。妙高山〜火打山の縦走路は一泊二日でふたつの百名山を登れる人気のコースで、夏はもちろん、とくに秋の紅葉シーズンには多くの登山者で賑わいます。

 登山口の笹ヶ峰をスタートして、休憩したり、写真を撮ったりしながらのんびり歩いても昼すぎには高谷池ヒュッテのテント場に着きました。夕方から雨の予報で、すでに霧が出始めています。降り出す前にとテントを設営して、ほっと一息。橋本さんはバックパックから真っ赤なクッカーを取り出すと慣れた様子で組み立て、手早くコーヒーを淹れてくれました。

 橋本さんが使っているのは、MSRのウィンドバーナーパーソナルストーブシステム(以下ウィンドバーナー)。ウィンドバーナーは、従来のアウトドア用ストーブにはない燃焼方式を採用しています。それがラジエントバーナー機構です。一見するとバーナー部とクッカーが一体になった高効率型ガスストーブですが、燃焼の仕組みは現在市場に流通しているガスストーブとはまったく異なっています。

 一般的なガスストーブはバーナーヘッドの下部に穴があり、ここから空気を取り入れてガスと混合しています。ここで取り入れる空気を一次空気といいます。点火すると、ガスと一次空気が混じった混合気に火がつきますが、燃焼時は炎のまわりからも空気を取り込みます。これを二次空気といいます。これまでのガスストーブは、いずれも二次空気を取り込みながら燃焼します。「高効率型」と呼ばれるモデルもこの仕組みに変わりはなく、それゆえ燃焼中は少なからず風の影響を受けてしまいます。

 これに対してウィンドバーナーは、ガスと一次空気の混合気のみで燃焼します。ラジエント(radient)とは英語で「放射」の意。混合気の燃焼によって熱せられたバーナーヘッドの金属メッシュが赤外線を放射し、この放射熱でクッカーを温めます。燃焼に二次空気を必要としないため、クッカーの底で完全にバーナーヘッドを覆うことができます。つまり、風の影響をほとんど受けません。

金属のメッシュが赤く熱され赤外線を放射する

 クッカーの底には渦巻き状にフィンが付いています。このフィンがあることで熱を受ける面積が広くなり、また、クッカー底部に当たった熱がフィンに沿って移動し、クッカーをムラなく温めながら横から排出されます。バーナーから放射される熱がロスなくクッカーに伝わるため、素早くお湯が沸かせます。

 こうした構造によって実現したのが、これまでのガスストーブでは歯が立たないような強風下でも一定のパフォーマンスを維持する高度な安定性と低燃費です。

 MSRのラボテストによると、競合他社の製品が風速3mの風を受けると沸騰できなかったのに対し、ウィンドバーナーは風速5mでも沸騰させることができました。ウィンドバーナーはまた、ガスの流量を整えるプレッシャーレギュレーターを内蔵しているため、オールシーズンに対応する専用のイソプロカートリッジとも相まって、低温時にも安定した火力を発揮できます。

どのような天候でもほとんど変わらない性能を発揮する

 悪条件下でも一定のパフォーマンスを保つということは、燃料の消費量も同じく極端には変わらないということです。このことは何を意味するでしょうか。「燃費があまり変わらないということは、必要な量を相当な確度で計算できるということ。余分なカートリッジを持つ必要がなくなります。旅や山行が長期になるほどこれは頼りになる。風が強い時もお湯が沸かせると聞けばシビアなところに出かけるエキスパートのための道具だと思いますが、それだけではありません。僕たちのように夫婦で長い旅をしたり、グループで行動するときにも大きなメリットになりますよね」

 すぐにお湯が沸かせるのはもちろんうれしいですけどね、とくに疲れているときは。そういいながら湯気を立てるクッカーを手にすると、橋本さんはふたつのフリーズドライにお湯を注ぎました。

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