ガスストーブの注意と警告

使用前に必ずお読みください

付属の説明書と重複する部分がありますが、安全に使用していただくためにも必ず使用前にお読みください。熟読し完全にご理解いただいた上で、ガスストーブをご使用ください。

なお、以下の警告に従わなかった事により発生した破損や事故につきましては保証対象外となります。

警告

一酸化炭素中毒の危険

密閉された場所で使用すると、空間が酸欠状態となり無臭の一酸化炭素が発生し、死亡事故に至る恐れがあります。キャンピングカーやテント内、テントの前室、車内、屋内等、換気の悪い場所では、ストーブを絶対に使用しないでください。これらの指示に従わない場合、一酸化炭素中毒や酸欠による死亡事故、火災や爆発、物的損害を引き起こす恐れがあります。

火災■爆発の危険

ガスカートリッジに想定外の熱が加わると、爆発や火災を起こす恐れがあります。ガスカートリッジに熱が加わらないように十分に注意してください。保管の際40℃を超える可能性がある場所には絶対に保管しないでください。また、セラミック製調理器具や暖房器具、金網などを使用すると輻射熱が発生し危険ですので絶対に使用しないでください。

ISOPRO以外の使用禁止/再充填禁止

MSRのストーブは、ISOPRO以外のガスカートリッジを絶対に使用しないでください。ねじ山のピッチ、規格が異なり、ジェットはISOPRO用（イソブタン 80%、プロパン20％）に厳密に調整されています。他社のガスカートリッジを使用した場合や、ガスカートリッジの再充填を行った場合は異常な量の一酸化炭素が発生します。またガス漏れが発生し爆発、火災を引き起こし、最悪の場合、死に至ります。

火災・爆発の危険

ガスの臭いがする場合

ストーブに点火しないでください。
裸火は消してください。
ガスカートリッジを外してください。
直ちにその場から避難してください
再点火する時は、ガスが拡散するよう5分以上時間をおいてください。

安全のための注意事項

ストーブの近くで、ガソリン等の引火性ガスを発生する液体を保管したり、使用したりしないでください。
使用中は動かさないでください。
暖房器具として使用しないでください。
登山やキャンプで使用する前に、事前テストを行い、正常に動作するかを必ず確認してください。

一酸化炭素、火災、爆発の危険

MSRのストーブと燃料の使用により、重大な危険が生じる場合があります。失火や爆発、誤用により、死亡事故や重度のやけど、物的損害を引き起こす恐れがあります。使用者には、自分自身の安全および周りの人たちに対する安全の責任があります。この警告と注意を熟読し、適切な判断を行ってください。ガスカートリッジを取り付ける前に、取り扱い方法に習熟してください。
MSRのストーブは、屋外での調理専用の軽量コンパクトなストーブです。その他の用途には絶対に使用しないでください。屋外での調理は、家庭での通常の調理とは異なる危険があります。屋外での調理に関するさまざまな情報については、お近くのアウトドア用品取扱店等にご相談ください。アウトドアレジャーを楽しむには、その前に資格を持った専門家のアドバイスを受けてください。
このストーブは、可燃性が高く、爆発性の液化石油ガス(LPG)カートリッジを使用します。このストーブは、MSR製ガスカートリッジISOPRO専用のストーブです。他の種類のガスカートリッジは絶対に使用しないでください。
その他以下の点について必ず従ってください。

ガスカートリッジを取り付ける前に、ガスカートリッジ側の逆流防止弁（シール）が正しくセットされ破損、磨耗していないかどうか確認します。シールが破損、磨耗している場合は、ストーブを使用しないでください。
ガス漏れがないことを、音と臭いで確認してください。ガス漏れは非常に危険です。LPG自体は無色、無臭で、添加されている強い臭いも、時間の経過とともに薄れることがあります。臭いだけでガス漏れが必ず発見できるとは限りません。ストーブが漏れていたり損傷している場合、正しく操作できない場合は、決して使用しないでください。
ストーブとガスカートリッジが確実にきっちり接続されていることを確認してください。接続がしっかりしていないように見えたり感じたりした場合や、ガス漏れの音や臭いがしてガスを止められない場合は、ストーブやガスカートリッジの使用を中止してください。引火源となる恐れのあるものから離れた換気のよい場所に移してから、ガス漏れ箇所を確認し、漏れを止めてください。
ガス漏れの点検は、必ず屋外で、石鹸水を使用して行ってください。火を使ってガス漏れを点検することは、絶対にしないでください。ガス漏れを起こしているストーブを使用すると、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
ガスカートリッジに書かれている使用と保管に関するすべての警告に従ってください。
取扱説明書に記載された範囲外の分解・改造を行わないでください。ストーブの分解または改造は、保証が無効になります。また、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故などが起きる危険な状況を引き起こす恐れがあります。
部品が欠けていたり破損している場合や専用交換部品以外が使用されている場合は、ストーブを使用しないでください。部品が欠けていたり破損している状態や専用交換部品以外が使用されている状態でストーブを使用すると、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故などが起きる危険な状況になる恐れがあります。

【警告】以下の内容に従わなかった場合、使用者が死亡、または重傷を負う可能性が想定されます。

以下の場合は、ストーブを使用しないでください。
(1)この警告をすべて読み、完全に内容を理解する前
(2)燃焼しているストーブ、または熱いストーブを取り扱うことに対して、まだ慣れていなくて不安な場合
(3)ガスが漏れているのを発見した場合
(4)ストーブあるいはその周囲に直火器具の操作を危険にする要因を発見した場合。これらの指示に従わなかった場合、火災、やけど、重度の怪我、死亡に至る危険が発生する恐れがあります。

ガスカートリッジは、ストーブにきつく締めすぎないでください。締めすぎると、ストーブが破損したり、ガスカートリッジからのガス漏れを起こす可能性があります。ガス漏れは、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故等の原因となります。
氷点下でストーブを使用する場合は、細心の注意を払ってください。氷点下では、Oリングが硬くなり、ガスが漏れる可能性があります。ストーブに点火する前後は、ガスが漏れていないか必ず確認してください。ガス漏れを起こしているストーブを使用すると、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
ストーブや燃料のそばに幼児が近づかないよう注意してください。その場合MSRでは、3m以内に近づかないことをお奨めします。燃焼しているストーブや熱いストーブから目を離さないでください。ストーブを放置すると、火災になる恐れがあり、幼児、ペット、ストーブに気が付かない人が、やけどや怪我をしたり死亡事故に至る場合があります。
可燃物は、燃焼しているストーブや点火しようとしているストーブの上部および周辺から少なくとも1.2m離してください。引火性のある液体やガスは、燃焼しているストーブや点火しようとしているストーブの上部および周囲から少なくとも7.6m離してください。このストーブは、可燃物、引火性のある液体やガスを引火させることがあり、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故に至るような状況を引き起こします。
フレームアジャスターが開いたままになっている場合は、決してストーブに点火しないでください。フレームアジャスターが開いたままになっている場合はすぐに閉じ、完全に換気してから、ストーブに点火してください。ガス漏れがあった場合、換気せずに点火すると、爆発を引き起こすことがあり、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故等に至る場合があります。
ストーブを点火するときは、注意して記載の手順に従ってください。WindBurnerは、誤用時に使用者を保護する機能を備えています。誤用時には、この機能が一時的に働きます。安全な温度に下がるまでガスを止めてお待ちください。「サーマルトリップ機能」をご覧ください。フレームアジャスターの近くに熱いクッカーなどを置いたままで、ストーブを点火しないでください。指定された方法以外でストーブを点火すると、ストーブが過熱し、火事、やけど、重度の怪我、死亡事故に至るような状況を引き起こす場合があります。ストーブが操作不能になった場合は、直ちに使用を中止し、MSR販売代理店までストーブをお持ちください。
ストーブの点火中や燃焼中は、頭や体がストーブの上部に来ないようにしてください。頭や体がストーブの上部に来ることは、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れのある危険な行為です。
熱いストーブや燃焼中のストーブを移動させないでください。移動する場合は、ストーブの火を消してから必ず最低5分間冷まします。熱いストーブや燃焼中のストーブを移動すると、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
2つ以上のストーブを並べて同時に使用しないでください。ガスカートリッジが加熱され爆発し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故に至る恐れがあります。
中が空のポットあるいは液体の入っていないポットでストーブを使用しないでください。火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
WindBurnerはWindBurner専用オプション以外の調理器具、熱反射板、デフューザーを使用しないでください。ストーブを間違った方法で使用すると、ガスカートリッジが爆発し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故に至る場合があります。
ポットを食器として使用する場合や、中の食べ物、飲み物をポットから注ぐ場合は、必ずガスカートリッジを外してください。ポットに取り付けた状態で燃焼中のストーブが転倒すると、大きく炎が上がり、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故等に至る場合があります。
ストーブを保管するときは、必ずガスカートリッジを外してください。ガスカートリッジを外さずに保管するとガス漏れを引き起こし、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故等の原因となる場合があります。
ガスカートリッジは、温水器、ストーブ、口火、暖房器具、温度が40℃を超える場所等、熱源や引火源から離れた換気のよい場所に必ず保管してください。熱源や引火源の近くや、温度が40℃を超える場所等にガスカートリッジを保管すると、爆発する恐れがあり、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故等の原因となる場合があります。
MSRキャニスターストーブは、ガスカートリッジのMSR ISOPRO専用に作られています。ねじ山のピッチが異なるため、他のメーカーのガスカートリッジを使用した場合、ガス漏れを引き起こし火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。絶対に他メーカーのガスカートリッジを使用しないでください。
ストーブ使用時は、使用していないガスカートリッジ、引火の危険があるもの、可燃性の物を近づけないでください。火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
使用中はストーブをウィンドスクリーン（風防）や、石などで囲まないでください。ガスカートリッジが加熱され爆発し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
焼き網や、鉄板、土鍋、セラミック製品をMSRストーブで使用しないでください。ガスカートリッジなどが加熱し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
絶対に分解、改造をしないでください。ガス漏れが発生し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。
Oリングを定期的に確認し、潰れていたり劣化しているOリングは交換してください。Oリングが劣化しているとガス漏れが発生し、火災、やけど、重度の怪我、死亡事故を引き起こす恐れがあります。